Q&A 「脳の中に天国と地獄がある!?」

Q&Aコーナーは、
皆さまから頂戴する響玲緒奈/Dr.玲緒奈に関するご質問の中で、特に多いものについてお応えして参ります。

Q6:先生のご著書の中には、「脳の中に天国と地獄がある」といった表現があったかと。
どういうことか、とても知りたくて~。

A6:天国と地獄は、 アメリカの脳生理学者マグン先生がおっしゃったこと言葉です。
脳をどう使うか、その使い方次第で、脳は天国にもなり、地獄にもなるということではないでしょうか。

脳の中に地獄を住まわせている方は意外と多いのですよ。

たとえば、
*自己中心の気分人間で、周りに迷惑をかけても反省しない
*プライドが高く、自分だけに通用する屁理屈をもち、人から学ぼうとはしない
*人を利用し、人の心を傷つけても、ひたすら上を目指す
*何をしても結果を出せないのに、その原因を自分の中に見つけようとはせず、人や周りのせいにする
*自分になびく人は異常にかわいがり、献身的ですらある
*考えや気分が常に変わるが、それで自分の信用が失われていることに気づかない
*内向的に、自分を追い詰め、うつ化していく

こういった人の脳は不安定だし、その働きに歪みが生じます。
人によっては、脳や心を健康にする脳内物質があまり分泌されず、 ストレスホルモンが増え、メンタルや体調を壊す方も出てきます。

概して、脳を偏って使う癖が身についていますから、人生の師匠やメンターのような方につくべきでしょうね。
まぁ、いってみれば、精神分析の対象になりえる方で、 世の中的には、あまり増えてほしくないと思っています。

反対に、脳の中に天国がある方はというと━。
*常に人柄を磨き、人との出会いも感謝する
*周りを気遣い、どなたにも温かく優しい
*人から学ぶ心をもち、謙虚な人と成りや生き方に、人や運気がついてくる
*人の上にたっても、感謝を忘れず、真摯な生き方は変わらない
*ストレスとのつきあい上手で、表情や笑顔が素晴らしい
*物事の捉え方がポジティブなので成功エネルギーが高く、目標を達成しやすい

こういった人は人望があわたり、人としても輝きますから、人格を伴った成功者になっていきますね。
活躍している教え子たちには、こうしたタイプが多く、先生(私)をはるかに越えてしまっていますよ~(笑)。

要するに、
素晴らしい人生を送りたいなら、
へんな脳グセをやめ、自分や人に誠実につきあい、 挫折しかけても立ち止まったり、嘆いたりしないこと。
自分自身のために働いてくれている脳に感謝していくと、間違っても、脳の中に地獄の居場所はなくなります。

脳は必要に迫られて、新しく適応し、進化していきます。

脳って、すごいでしょ?
ですから、脳の免役を高め、幸せに生きるためにも、ポジティブに人生を学んでいただきたいですね。